絶対的なもの。

膝のリハビリの中で、担当の理学療法士さんがやってくれるマッサージが、なんていうか、イタ気持ちいい。
膝を直で、力入れて動かすからかなり痛い。
でもなんかこう気持ちいい。
痛い事してるんだから痛くて正解なんだが、
担当さんは痛がる俺を見て笑う。楽しそうに。
我慢しなさいの一言で一蹴されます。
この人にだけはさからえないので素直に従います。
されてる側としても、間違った事はされてないっていうのもあるし、
極端に言うと、この人が赤を青と言えば、
俺もそれが青なんです。
27年生きてきて唯一人の絶対的な人。
そこまで思わせるだけの、無敵の笑みを湛える人。
なんかさ、やさしいんだもん。
勢いあって、サバサバしてて。
だけどやさしさ満点なんだもん。
知り合えただけでも生まれてきた意義がある。
なんて事、ベッドに寝てマッサージされながら、
下から望む笑顔見ながら、不意に改めて思った。
なもんで、指示出されてんのに気付かなくて怒られた(笑