向こう側の人

就寝前、布団の中でうつぶせな感じで
ちょこっとメルしてました。
明かり取りとしてTVをつけてたんだけど、
別に見たい訳でもないので音は消して。
何通かやり取りしてるうちに寝てしまいました。
うつぶせなまま、携帯握ったまま。
TVもついたままでした。
すぐに目を覚ましました。
時間にして五分〜十分くらいでしょうか。
うつらうつらといった感じ。


その時です。
つっぷしたままの俺の隣に誰かいる気配を感じました。
顔を上げ左に目をやり、誰かと声に出し問いました。
人ではなく、人の形をしたうす暈けた黒い影が、
問い掛けになど答えず、左背後からすっと腕を伸ばし、俺の頭へ。
そしてするりと背中の方へ、撫でる様に。


眠剤のんでるし、錯覚・幻覚やもしれません。
けど、それは確かに人の形であり、腕を動かしました。
更に感じたのは、女性であるという感覚。
寝ぼけ眼で見た錯覚の類にしては、
あまりにリアルなシルエット。
ただ、危害とかが一切なく、むしろ携帯をきちんと置き、
付けっぱなしのTVもちゃんと消したわけで、
そう考えると、何かが注意してくれたのかも知れません。


朝になり、家族に「夜中に部屋に来た?」と聞いても、
誰も来てないとのことでした。
そして、あの感覚ははっきりと残ったまま。
夢でも見たのかといった感じではなく、
はっきりと頭に残ってます。




あ、画像はなんら関係ありません(笑
つうかかもいたむ、こんな感じでしたっけ?(笑
あ、リクエストは受けてませんが(笑