リハ

今日は病棟のクリスマス会だったみたいです。
リハ室に患者は俺だけ、
同じ空間内にある物療にも外来患者さんが2・3人居ただけでした。
他のOTスタッフはその間に片付け等していて些かうるさかったけど
全体的に静かな雰囲気でした。
担当さんも流石に昨日の今日って事もあり、
幾分変わってきたかな?って感じで、俺的にも平常心。
途中で訓練の手を止め、3・40分程話しました。
これまでの事、この先の事。


彼は大層おとなしく、気弱な感じな方なので話を進めていくのは終始俺で、
本来逆な気もするけど、まあ形はどうあれ
「俺のリハを担当する療法士の意見」
を確認する事はできました。
彼も確かに大変な立場ではあるんですよね。
決定権は持てないし、基本的にはDr.の指示の下に動く訳だし、
それでいてそこの主治医と執刀医の考えに異なる所もある。
今年一年目で、例が少ない患者を診てるんだしね。
リハを打ち切る・続ける等、諸々の決定権は俺にあるといっても、
俺自身だって同じで、長く入院してても周りに同様の患者さんがいなく、所謂「参考例」もなく、周りの人は順調に治っていく中で、
Dr.の言い分も違うし、自分でも出来る事とで出来ない事の境界線も曖昧な上に、日によって(調子によって)変わる。最終的にも元には戻らない怪我なんだし。


経験浅いから至らない部分が出てくる事なんて仕方ないんですよ。
今年資格得た人間がいきなり10年選手と同じ事出来る訳ないんだし。
そういう事に文句や不満をぶつけてるんじゃないんだよ?
経験が浅いからと逃げ腰に、質問に答えてもらえなかったり、
いっぱいいっぱいなのは解るけど、見当違いの答えが返ってきたり、
これじゃ患者は解らない事だらけで、どうしたらいいか解らなくなるでしょ。
話もしないんじゃ、担当さんがどう考えてるかすら知りえないし。
一昨日のフェルトの件もそうでしょ?―――


なんて事から始めて、ちょっと説教じゃないけど、そんな話も含めて色々と話しました。


結果として執刀医の考としては、
「リハ開始から少なくても10ヶ月は見たい、その後の事はそれから考えたい所」
という事なので、幸い通う事も可能ではある訳だし、
―無理して症状固定を焦るより、次回大学受信日の1月末まではこれまで同様にリハを続け、その後はその時の診察内容と併せて回数を減らすなり何なりしていこう―
という事で合意しました。


そんな訳で、もう少し「職業=外来患者」です(笑)