GLOBAL COMMUNICATION

あれ以来、100%の信頼が出来ていないし、してはいけないと思う様になった。
だからか、一言一句、一挙手一投足に慎重になるし、A型故の神経質な性格からか、俺の性分なのか、他人へのアプローチまで気になる。それによって、自分が不快だと感じた事が、実は誤解していただけ、勘違いしていただけだったりする場合もあるし、それに対しては俺が考えを改めればよく、それで解決する。
でも何だろ、やっぱこの人ダメだって思った。


何でもかんでも患者から自己申告しなければ伝わりませんか?
相手の表情の変化から察する事は出来ませんか?
何気ない言葉が患者のやる気を削ぐ可能性までは想像つきませんか?
患者同士がフォローしあってる事に目はいきませんか?


例えば、歩けない患者が車椅子に移る時、
例えば、歩行器使用の患者が椅子に移る時、
そっと手を添えたり、椅子をひいてあげたり出来ませんか?
自発性の促進と安全面への配慮、状況に応じて対処出来ませんか?
良い意味での対等と、悪い意味での対等の区別はつきませんか?


当然ながら一個人の思考に浮かんだ事。
素人考えの混入もあるでしょう。
終始笑顔で帰られる人もいるでしょう。
けれど中にはこの倍の不安や不満を心に隠してる人もいるという事に気付いてあげてください。あなた方からは複数/1でも、患者からは1対1という事に。